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三重支部に所属する選手のホットなトピックを集め、インタビューありニュースありと、
いろいろな角度で支部選手の魅力を紹介します!!
VOL.5 澤大介 ボートレーサー歴20年!
アウト屋を極める覚悟を新たに

◆レーサー歴20周年の実感はまだないですね

―1996年11月にデビューして20周年を迎えましたが心境はいかがですか? ありがとうございます。20周年なんですね。今年が20年目なのか21年目なのかも分かっていなくて…。レーサーにも勤続20年表彰があるのですが、(取材日の5月25日時点では)まだ受けていないので実感もないですね。 ―レーサーとしての20年を振り返ると? 早いか、遅いかと言われると、早いですね。勿体ない使い方をしていた時間がいっぱいあったと思います。努力が足りない部分とか、こうしたら良かったという反省も多いです。だから、20周年なんて迎えたくないですねぇ。まだまだやり残していることもあるので。 ―ですが、この20年で得たものもあるのでは? 未熟な部分に気付けているのが成長した証ではと思います。なかなか気付かないこともありますからね。課題を見つけ出せればそれを糧に前に進めることが出来ますから。 ―レーサー歴が長くなると色々と見えてくるんですね ボートレースを知れば知るほど、奥の深さを目の当たりにします。
本当に難しくて何も分かっていないのではないかと思わされます。

◆澤選手の代名詞・アウト屋への道のり

―澤選手は最初からアウト屋ではないんですね 新人時代はもちろんアウトコースからでしたけど、その後はほかのレーサーと同じくオールアラウンドにインコースからレースをしていました。それがだんだん外に意識が向いてきて、4コースから外のダッシュ屋になり、そして6コース専門になっていきました。 ―試行錯誤の末、アウト屋になったということですね。きっかけはあったんですか? そうですね。
きっかけは、同期でアウト屋の阿波勝哉くんの影響もあります。ですが、阿波くんに6コースを教わったというよりも伸びるプロペラを教えてもらったんです。それを活かすレースを考えていくと、おのずと6コースからの戦略になり、その戦略で結果が出始めたんです。
―手ごたえがあったんですね レースに手ごたえを感じましたし、A1級にも初昇格(2009年前期)しました。何よりも僕自身に対するファンの期待が感じられるようになったので、今のスタイルを貫くようになりました。 ―直近でも、今年(2017年)2月に平和島で優勝を飾っています その頃は、成績以上に調子が良かったんです。前節の尼崎でも予選トップ成績で準優勝戦1号艇でしたし、その前の若松も優勝戦まで進んでいます。ペラ調整などが季節に合っていたのか、良い仕事ができていましたし、レースでも手ごたえを感じていました。
ただ、季節が変わっているのにその良いイメージを抱いたままきてしまって、今は調子を落としています。 ―確かに…この数年はB1級とA2級をいったりきたりしていますね そうですね。調子が良いとは言えないので、自分が理想とするステップアップもままならないのが現状だったりします。 ―それは2012年のプロペラ制度の改定、2014年の新型モーターの導入の時期と重なりますか? 結果をみれば、制度の変化に対応できていないということですね。
持ちペラのときとは違って、道具も限られた中でペラ調整をする必要があるんですが、思い通りの形にするのが難しいと思うこともあります。制度が変わってから色々と探っていますが、コンスタントに結果を出せていないです。

◆アウト屋として、ファンの予想を裏切らないレースをしています

―澤選手のファンは多いですね ありがたいと思っています。僕が出るレースは、たとえ他にA1級レーサーがいても6コースの僕が一番人気になることがあるんですよ。僕を買ってくれる人が多いし、買わなくても、僕のレーススタイルを意識して予想する人がいるんです。最近は成績を落としているので、オッズが一番人気ということは少なくなりましたが、ファンは、僕がスタートで伸びてまくることを期待している。だから、それを裏切るようなレースをしてはいけないと思っています。 ―ファンの期待を背負っている気がします アウト屋という個性をファンが認めて期待してくれているから、その姿勢を変えてはいけないと思うんです。調整がうまく行って試運転でモーターが伸びたから「6コースからまくる」のではなくて、僕が伸びてまくるレースの準備をして「6コースからまくる」んです。もちろん、プレッシャーで苦しむこともありますけど、それが僕の仕事だと思っています。 後は、ファンが盛り上がるレースをしたいなと思います。派手に他艇をしめてまくって勝てたらいいですね。 ―澤選手がファンを魅了しているのが分かる気がします そんないいものではないですよ(笑)。 6コースで勝とうと思って、レースに出ているだけです。

◆アウト屋のDNAを残した

―今、アウト屋と言われる人は少ないですね アウト屋は小川晃司選手と阿波くんと3人ですね。僕たちの代で最後にならないか心配しています。何とか残したいと思うんですけどね。
やっぱり、6コースから勝つにはイン逃げよりも難しいですからね。 ―ですが、こんな個性的なレーサーがレース場からいなくなるのは寂しい 僕たちがアウトから良い仕事をしないと、後輩はついてきませんよね。A1級(2009年前期、2011年後期、2012年後期)だったころは、後継者らしきレーサーが出てきたかなと思っていたのですが、ダメですね。僕たちの成績が良くないと…。だから頑張らないといけないと思います。 ―女子レーサーでアウト屋ってあまり聞きませんね 出てきてくれたら嬉しいと思います。この前、女の子からのファンレターに、「レーサーでデビューしたらアウト屋になりたい」と書かれていました。ですが、難しい世界ですよ。

◆プライベートでは意外と飽き性

―最近ハマっていることはありますか? お酒が好きですし、旅行も好きです。今一番ハマっていることは…そうですね。寿司屋にハマっています。 ―寿司屋ですか!? 回転寿司でもなく、ネタケースもなく、しょう油すらない寿司屋です。寿司職人の仕事ぶりが味わえるような寿司を食べるのが最近の楽しみですね。 ―趣味にも澤選手の職人魂を感じるんですが 刺激になる部分はありますが、意識していませんよ(笑)。別にこだわっているつもりもないですし。元々が飽き性なのでね。 ―アウト一本で勝負をしている澤選手が飽き性なんですか? 仕事とプライベートは別ですよ(笑)。 ―お酒も好きなんですね? 何でも飲みます。ビールは欠かせませんね。ワインに凝ったこともありますが、今は日本酒ですね。実は、僕の家の本家が造り酒屋なんです。なのでその銘柄(参宮 大吟醸)をヘルメットにデザインしています。 ―最後に、ファンに一言お願いします しっかり、6コースから走って、勝ちたいと思います。
そして、大きな舞台も目指して頑張っていきたいと思っています。応援してください。