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三重支部に所属する選手のホットなトピックを集め、インタビューありニュースありと、
いろいろな角度で支部選手の魅力を紹介します!!
VOL.4 森竜也 選手生活30年分の想いをマスターズの6日間に込める!

◆津のマスターズ出場が決まってホッとしてる

―2017年4月地元・津でマスターズが開催されます三重支部に48歳以上の選手が3人しかいなくて、誰も出場できないのはまずいなと。1月の津の匠シリーズで勝率を上げられたので、それで出場が決まりました。ギリギリでしたね。それまでは圏外だったので、ホッとしています。
津の施行者さんも3人しかいないのに、よくマスターズ開催に手をあげましたよ(笑)。―強豪遠征勢を迎え撃つ立場ですが?誰よりも津を走っている回数は多いですけどね、若い時から記念で負け続けている連中ばかりですから(笑)、津のマスターズだからといって勝つとは言えないけど、それでも気持ちだけはしっかり持って走るつもりでいます。
そんなに気負ってもいい結果になることもないですし。今まで築いてきた自分の持ち味を出すか、出さないかでしょう。
僕がマスターズでは班長になると思うんです。マスターズっていうのは僕みたいにあれやこれやと言う人間ばっかりで、その雑用が多いんです。和気藹々とした雰囲気はいいんですけどね。そこに引っ張られないようにしないとね。

◆苦戦を強いられたグランプリ

―同期の垣内清美選手もマスターズ出場ですね垣内と僕は同期(59期)で、新人の頃は先輩の言う通りに何でもガムシャラにやってきたんです。
デビュー前、二人で減量のためにレース場の周りを走っていたら、通りすがりのファンの方に「なんじゃおまえら、選手か?」って聞かれて。「今度デビューします」って言ったら「頑張れよ、買うからな!」と。その時の嬉しかった気持ちってすごく純粋で今でも大事にしています。それがあったから、垣内もこのマスターズに出られるまで続けられたんだと思うんですよ。
彼女は学校の頃は成績が悪くて、デビューしてから本当に頑張っていました。同期の女子選手はすぐに辞めてしまったので、女子一人で。
今回マスターズで一緒に走れるのはすごく嬉しいですね。やっぱりそういう下地があったから30年、頑張ってこられたと思う。(垣内と)2人で30年分の思いを6日間に込めて頑張るわ。

◆グランプリは「プロとして目指すべき場所」

―選手生活30年、ボートレースにおける信念はありますか?基本的に1着を目指した結果がすべてだと思っているので、初日から最終日までいつもその姿勢を崩さずに走っていますし、後輩にもそういった気持ちで走るように指導しています。
1着を狙って、3着までにも入らないレースはたくさんあります。4着条件で準優出できるレースもあるんですが、そんな場面でも1着を狙いにいった結果5着の方が、4着でいいと思って4着で準優出するより上等です。
年齢的な面で、スタートとか、道中でポカすることが多くなりました。そのたびに自分を戒めるんですが、若い時ならすぐ修正できたものができなくなったのが悩みですね。
でも1着になるために全力でピット離れからスタート、1マークの展開を考えて走っているつもりです。
―現時点(3/2)で勝率6.29でA1ペースですねそうなんですね。本人としては体調もそんなに良くないので、そんなに点数あるとは知らなかったです。A1級狙うならもうちょっと3月中に点数上げないとダメですね。
勝率がいいということは、それだけお客さんに貢献できているということだから、頑張らんとね。

◆「三重は弱い」と言われなくなったのが一番うれしい

―長年三重支部の役員を務められていますが、支部の現状は?今支部には「津ッ輝ー隊」っていう若手選手のグループがあって松尾充くんが先頭に立って色々やってくれています。僕も常にレースや支部訓練、普段の行動を見ながら指導するようにしています。
井口(佳典選手)のおかげで、今は「三重支部弱いな」って言われることもないので、それが僕としては一番うれしいことなんですよ。僕ができれば一番よかったんやけど(笑)。―どういった指導をされているんですか?昔は選手が少なかったので、練習したい放題だったのが、最近は練習メンバーも増えてきて、交代で練習することが多くなっています。そういったときこそ、岡(祐臣選手)とか黒崎(竜也選手)のようなA1級に入ってもらって、練習するように伝えています。
A1クラスとはまともな勝負にならないのは分かっていますが、それでも一緒にレースすることでうまくなっていくんです。自分たちだけでするより確実に。そういったことを自主的にしなさいよと若い子には言っています。
今の子たちは、僕らとは生まれ育った環境も違うんでね、ハングリーさはないですね。その部分は問題だなと感じています。
井口らの世代が頑張っている割に、その次の世代が「もうちょっと…」って感じがします。そのあたりの指導方法を今ね、考えている途中です。
この世代が成長しないと、今バリバリ稼いでいる4000番台前半の子らがマスターズに出場するようになる10年後に、今の20代の若い子らが記念級でバリバリやっているのか…と心配なんです。中抜けが一番ダメなのでね。そんな先輩がいるとその空気が下まで影響するんです。どうにかしないとってずっと考えています。
「鉄は熱いうちに打て」という言葉があるように、新人の頃は自分を追い込んでボート以外何にも考えられないくらいやらないとダメです。そうして成績が上がると、少々気持ちが緩むことがあっても成績が落ちることはない。最初に習得した技術や考え方は抜けませんし、少し稼ぎ出したら、もっと上に行こうという向上心が出てくる。
なので、平均以上の成績になるキッカケを掴めるようなアドバイスをしていますね。
平均以上の成績を続けて、そこから下がるか、さらに上がるか、現状維持かは本人次第。
ボートレーサーというのは、自分がやる気を出してやるだけやれば、今よりは成功する職業なんです。そんな業界に自ら進んで入ってきたんだから、やれることは精一杯やりなさいよと言いたい。自分の限界を超えるまで頑張って、可能性を突き詰めてほしいですよね。

◆迎える40代、まだまだ伸びしろはある!

―三重支部の今後のことも考えられているんですね津の施行者さんには大変お世話になっています。津は全国一ですよ。選手会への支援もよくしてくれます。その恩にお返しできることは強くなることだけなんです。強い選手が多ければ、三重支部、ボートレース津のアピールになるでしょ。イベントに出て話したり、サインしたりするのも大事だけど、強くなること。これ以上の恩返しはないんです。

◆2017年はリベンジの年に!

―今年の目標などありますか?常に1着を目指して、今の位置をキープしていきたいです。この年齢でも頑張ったらA級に近い成績が残せるんだってね。
僕の年代では昔、記念でバリバリ稼いでいた選手が、B級はつまらないと言って引退されてしまう方が多いですね。
僕は60歳くらいまで走ろうと決めているので、将来的に津で開催される次のマスターズにも出られるように頑張ります(笑)。
それくらいの気持ちをもって毎回レースしているので、今年の目標もずっと変わらずに頑張っていきます。