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三重支部に所属する選手のホットなトピックを集め、インタビューありニュースありと、
いろいろな角度で支部選手の魅力を紹介します!!
人とのつながりを大切に無事故でレーサー人生を走り切る!

試行錯誤を繰り返して見えてきた戦い方

――2019年は全体を通してどのような年でしたか? 2019年は自分の中でいろいろと試していた年でした。結果的にはB1級に落ちてしまいましたが、自分に足りていないものや課題が分かってきて、それに対して勉強を重ねていました。現状では、プロペラの調整力が一番不足していると実感したので、知識を増やす意味でも、いろいろな人に教えてもらいながら試していました。三重支部ではないですが、東京支部の村田修次選手にとてもお世話になっています。技術的な課題では、やはりプロペラの調整やターンをもっと伸ばさなければいけないです。自分の強みといえるような引き出しをもっと増やしたいです。
――2019年の後半から6着が少なくなっていますが、走りに何か変化がありましたか? 2019年に弟子(宮村勇哉選手)ができて、私生活では子どもが生まれたこともあって、これはちょっと6着を取っている場合ではないと、自分の中でレースに対する姿勢が変わってきたのかなと思います。


――2019年の優出3回のうち2回が津での優出でしたが、津水面との相性は良い? 得意というほどではないですが、普段から走り慣れているレース場なので、調整とかはすごく分かりやすいです。そのあたりが有利に働いて、結果につながっていると思います。
――グレードレース初優出となった2019年11月の津「G3三交マキシーカップ」ですが、2018年にも出場されています。1年経って感覚の違いはありましたか? 一番大きかったのは村田さんと同じ節だったことです。節間中は、三重支部の先輩にアドバイスをいただきながら、村田さんにも見ていただきました。エンジンも良かったので、全部が良い方向に進んだ結果の優出だったと思います。
――1走目の5コースまくりで白井英治選手の連勝を止めました。 ありましたね!(前々節から続いていた)白井さんの連勝ストップの一走はとてもうれしかったです。エンジンも仕上がっていて、村田さんにも「落ち着いて行ってこい」と言われたので、肩の力を抜いて行ったら良い結果が出せました。自分の状態の良さを再確認できた点でも、収穫の多い一走でした。
――優勝戦では2号艇でしたが、レース前後の心境はいかがでしたか? 普段のレースと変わらず、特に緊張することもなかったです。優勝戦メンバーも1号艇の新田さんをはじめ、強い選手ばかりだったので、そういったメンバーと戦えたことは良い勉強になりました。調整がしっかり合えば優出もできて、格上の相手にも互角に戦えるのだと実感しました。得られるものも多くて、このG3は本当に濃い6日間だったと思います。

ボートレーサーになって感じた人とのつながり

――バイクレースでも活躍されていましたが、その頃からレースへの姿勢は変わらず? 昔から緊張はしなかったです。バイクレースをしていた頃は、常にバチバチ感があったというか、ボートレースと違って仲間意識は全くありませんでした。バイクレースの世界では、「人に教える行為は自分の不利につながる」という認識でした。だからボートレースの世界に入ったときに、すぐに感覚のズレを感じましたね。養成所に入ったときにも、「最終的には個人事業主として選手生活を送るのに、どういうことなんだ?」と思いましたね。
――性格的に競走が好き? そうですね、レースや勝負事はもちろん好きです。ボートもバイクもモータースポーツなので、エンジン出しで機械を触るのも好きです。そっちの面の方が強いかもしれないです。
――転身のきっかけや理由はありますか? 2つあります。1つ目は、僕がバイクレーサーのときに同じチームの先輩だった山田亮太選手がボートレーサーに転身されたことです。2つ目は、師匠の平田健之佑選手と、僕の従兄弟が同級生で仲が良くて、ボートレーサーになる前から一緒にご飯に行ったり、話を聞く機会があって、それで興味を持ち始めたのがきっかけですね。また、バイクレースでは生活が厳しいこともあって、金銭的な面も含めて、最終的に転身を決めました。
――バイクレースとボートレースに共通点はありますか? エンジンで動く点は同じなので、こういじったら、こう変わるといった感覚は共通だと思っています。村田さんも昔バイクに乗られていて、ボートに関することを、バイクに置き換えて教えていただけるのがとてもわかりやすいです。
――転身して良かったことと悪かったことはありますか? 一番はやはり金銭面ですね。未経験の状態からでもこんなに稼ぐことができるスポーツってそうそうないと思います。バイクレースでは、支部の違う他の選手に教えてもらうといった人とのつながりもなかったので、そこはボートに転身して本当に良かったなと思います。悪かったことは…強いてあげるなら、今でもバイクの道を進み続けていたらどうなっていたかな…と考えることがたまにあるくらいですね。

生活の変化も自身の成長につなげる。

――師匠は平田健之佑選手ですが、なぜ平田選手に? ボートレーサーになる前からお会いしていましたし、普段の人柄もとても良い方で、 もう健之佑さんしかいないと最初から決めていました。そのつながりから、自然と大師匠の井口(佳典)さんにも見ていただけるようになりました。
――宮村勇哉選手から弟子入りのお願いを受けた理由は? 健之佑さんや周りの方に相談した際に「教えていて自分が勉強になることもある」と多くの人に言っていただいたのが大きいですね。宮村君もとてもいい子で、断る理由もありませんでしたし、僕が教えられることがあれば教えたいなと思って受けました。
――三重支部の雰囲気はいかがですか? 分からないことは聞けば何でも教えていただける環境です。和気あいあいとした良い雰囲気の支部だと思います。
――ゴルフが好きだとお聞きしましたが、三重支部内でも一緒に行かれることはありますか? ゴルフ大好きです(笑)。親の影響もあって、中学くらいからずっと続けています。三重支部のメンバーでもよく行きますね。アマチュアのバイクレースも続けていて、休日はだいたいゴルフかバイクか、子どもを連れて公園で遊ぶかですね。子どもが生まれてからは、やっぱり生活が変わりました。あとは嫁さんが怖くなりました(笑)。
――114期同期での付き合いはありますか? ありますよ。(松尾)拓君とはこの間もゴルフに行きましたし、同期全体で集まることはやっぱり難しいですけど、機会があれば会ったりはしていますね。同期が活躍していると刺激になりますし、何よりとても勉強になるので、僕にとっては良い存在だと思います。

長く先を見据えて、目の前のレースを走りきる。

――選手生活6年で見えてきた自分の長所と短所はありますか? 長所は他人のことをあまり気にしないことです。悪く言えば自分勝手なのだと思いますが、自分のやるべきことに淡々と打ち込めるタイプなので、いい意味で周りから影響されにくいと思います。短所はすぐに熱くなってしまうことです。レースには気持ちを込める分、ダメだったときに何がダメなのか一人で考え込んでしまうことが多いです。次のレースまで引きずってしまうことも少なくないですね。マイペースさゆえの短所だと思います。

――選手としての目標はありますか? 最近はケガなくレーサー人生を終えたいと思うようになりました。まず自分がケガしないことと、あとケガさせないこともすごく気を付けています。最近周りでケガされる選手が多くて、ケガなく無事故で走ることがすごく大切だと感じました。その上で、少しずつ勝率を上げていった先が、SGやG1の舞台だと思うので、まずは目の前のことに取り組むことが一番重要だと思っています。

――出てみたいレースはありますか? 大きいレースにはもちろん出たいですが、3日間のバトルトーナメントに出てみたいです! 個人的にはあのトーナメント形式のレースは燃えますね。
――憧れの先輩レーサーはいますか? 村田さんです。技術面に加えてコーチングの素養がある方で、「人に教える天才」だと思います。細かいところまで、分かりやすく、分かるまで教えてくださるので、そういった点で本当に村田さんを尊敬しています。気持ちの面やストイックさでは、やっぱり井口さんですね。他にも、三重支部にもいろいろな選手がいて、人によって長所も全く違うので、自分の中でたくさん先生を作っています。
――こんな時に自分を買ってくださいという舟券購入ポイントはありますか? 僕が調子が良いときのエンジンは本当に良いので、自然と展示タイムにも現れると思います。しっかり数字に出ているときはコース問わず買いだと思います。数字を見てパッとしなければ買わないほうがいいと思います。
――最後にファンの方へメッセージをお願いします。 全レース気持ちを込めて走るので、ぜひ舟券を買ってください。