ホットな情報をアレコレ寄せ集めてお届け!

三重支部に所属する選手のホットなトピックを集め、インタビューありニュースありと、
いろいろな角度で支部選手の魅力を紹介します!!
ファンの応援を力に変えて気持ちを込めた走りを貫く。
※取材はリモートで松本選手の自宅から行いました。

多くの人に支えられた感謝の優勝

――地元・津での初優勝はいかがでしたか? 嬉しかったですし、感謝しかないですね。自分はデビューしたころから「クビになるぞ」と言われるくらい下手くそだったので、優勝戦を走りながら本当に多くの方に育ててもらったなと強く感じていました。
――本来であればお盆の時期でより多くの地元のファンも応援に来ていたであろう優勝戦でしたが、レース前の心境はいかがでしたか? 津では優出まで何度もいっていたので、気負いなどはありませんでしたし、エンジンがすごく出ていたので、チャンスではあるかなと思っていました。
――優勝戦は展示航走から3コースに前づけし、本番では1号艇の新田雄史選手をまくっての勝利でした。レース展開は出走前から決めていたのでしょうか? レース前のスタート練習の時に、3号艇の栗城匠選手がダッシュの練習をしていたので、待機行動で抜け出すことができれば3コースまでいけるかなとは考えていました。
――節間を通して前づけが上手くハマっていたように見えましたが、ご自身の中ではいかがでしたか? ピット離れが良いときは積極的に内コースを取りにいっているのですが、今節は特にエンジン出しも相まってピット離れが良かったので、結果として上手く前づけできて着にもつながったのだと思います。
――最終日の実況では「今節No.1モーター」との評価もありましたが、整備では具体的にどういった点が良かったのでしょうか? 節間通してプロペラ整備をずっと行っていたのですが、優勝戦前に思い切ってギヤケースの整備に取り組んだところさらに良くなりましたね。ずっと迷っていましたが、先輩に助言をいただいて、実行に移した結果、良い方向に転びました。
――節間中、松本選手にとってターニングポイントとなったような一走はありましたか? レースではありませんが、優勝戦前の試運転ですかね。ギヤケース整備後だったので、走っていて「あ、これはきたな」と手ごたえをしっかりと感じることができました。師匠の荒川健太選手のアドバイスが本当に的確だったなと感じました。

地元愛を胸に、自信のスタイルを貫く

――9月末でボートレーサー生活16年目に突入されるわけですが、ここまでの15年間を振り返ってみていかがですか? あっという間でした。自分では自信が持てないタイプの人間なので、周りの人からずっと与えてもらってきたなと思っています。先輩からはもちろん、後輩からもたくさん刺激をもらいましたし、関係者の方、そして何よりファンの方からたくさん応援していただいてきたことをすごく感じています。ボートレーサーとしてそれら全部が力になって、ここまで育ててもらえました。
――ここまでのお話で感じたのですが、松本選手の津への思い入れはとても強いですね そうですね、津は本当に大好きです。関係者の人はどこを歩いていても「頑張ってね」と声をかけてくださいますし、今は入り待ち出待ちはできないですけれど、以前は本当にたくさんのファンの方が入り待ち出待ちで声をかけてくださるので、すごく居心地のいい場所ですね。人見知りする方なので、その居心地の良さには助けられています。
――レース場には子どもの頃から行かれていたのですか? 選手になる前には1回しか行ったことがなかったんです。ボートレースを全く知らないまま試験を受けて、選手になる直前にどんなものかなと1回だけ見に行きました。そこで師匠の荒川さんが優勝されるのを見て、憧れて弟子にしてもらいましたね。
――今年の4月には500勝も達成されました そうですね。500勝も決して同期の中で早い方ではないと思うので、一走一走積み重ねてきた結果だなと思っています。1,000勝いけるかは分からないですが、今後も一走を大切に走っていきたいです。
――15年のボートレーサー歴を振り返って、今のご自身の強みと弱みを教えてください ファンの声援をやる気に変えられる、自分の中で力にしてレースに臨むことができるのが僕の武器であり強みですね。とてもありがたいことだと思っています。弱みは、僕自身あまり自信を持てないタイプなので、それがたまにレースにも影響して弱気になることですね。そこは自分の強みとうまくバランスをとっていかないといけないなと感じています。
――松本選手が自身のレーススタイルで重要視されていることはありますか? スタートが遅いので、道中はしっかり最後まであきらめずに走っています。全力で走って、隙あらば追い上げて、ひとつでも上の着順をとれるようなレーススタイルを志しています。
――今回の津の優勝以外で印象に残っていることはありますか? 初勝利のレースですね。新人だったので6コースからいって、1周1マークを抜けたときは6着だったんですが、2マークで先頭だった師匠の荒川さんがコケてしまって、そこに僕以外の4艇も巻き込まれて、僕だけが外からよけた結果の1着だったんですよ。レース後に医務室で苦しんでいる師匠に「水神祭できました!」と報告しましたね(笑)。うれしいような悲しいようなで、あの場面はすごく記憶に残っています。

居心地の良さも成長できる一因

――近況はいかがですか? エンジン出しに苦労していることが多いですね。調子が良いときはどんなエンジンを引いても自分なりに仕上げることができていましたが、ちょっと最近仕上がりが遅かったりするので、エンジン出しの技術をより向上させていきたいです。
――今年の前半は無観客レースがほとんどでしたが影響はありましたか? そうですね、やっぱり僕としてはファンの声援を力にしたいので、寂しいという思いはありました。画面越しに応援していただいているのはわかっているんですが、それでも目の前にいないというのは心細かったですね。
――三重支部の雰囲気はいかがですか? 三重支部じゃなかったらもうクビになっているんじゃないかと思うくらい、先輩がいい意味でお節介というか、後輩にしっかり声をかけてくださいますし、今回のお盆戦でも先輩からアドバイスしていただきました。他の支部だったら、1、2年目の新人にしかアドバイスしないようなことでも言っていただけるので、本当にいい雰囲気の支部だと思います。
――三重支部は皆さん仲が良いイメージがありますね そうですね、プライベートでも仲が良いですし、人数が少ないのもあって他人事じゃないというか、一人一人が家族みたいに見守ってくれているという印象ですね。
――和気あいあいとした雰囲気の中でも強い選手が多く所属されていますが、三重支部の環境というのはいかがでしょうか? 切磋琢磨して成長できる環境がしっかりとあることが大きなポイントかなと思います。僕も若手のときはツッキー隊に入って近い先輩方と練習して、どんどん技術を伸ばせた結果A1級にもなれたので、地力を固めるまで複数人で取り組むことができるのは良いことだと思いますね。
――師弟関係はいかがですか? 弟子はいませんが、グループがあります。僕と塩崎桐加選手の師匠が荒川さんで、塩崎選手の下に山川波乙選手がついたので、その4人でグループとしてやっていますね。塩崎選手がちょうど8月のレディースチャンピオンで予選を突破して準優でも頑張っていたので、その刺激をもらえてお盆戦に望めたのはありがたかったですね。
――プライベートの付き合いなどはいかがですか? 師匠を除いて一番会うのは桐本康臣選手ですね。僕も桐本さんも趣味が結構多くて、被ることも多いので、桐本さんの方からよく誘ってくれます。人見知りなので、色々と誘っていただいて支部内での僕の居場所を作ってくれたのは桐本さんかなと思っています。
――普段レース以外ではどのように過ごされていますか? 最近はあまり出歩けないですが、それまでは先輩方とキャンプやバイクツーリング、冬はスノーボードといったアウトドアな趣味を楽しむことが多かったですね。もともとサッカーをやっていて、身体を動かすことが好きなんです。荒川さんもサッカーをされていたので一緒にフットサルをやることもありましたね。
――三重支部の選手は皆さんゴルフがお好きという印象がありますが、松本選手はいかがですか? ゴルフね〜、苦手なんですよ。何回か行きましたが、どうしてもスコア100が切れなくて。100ジャストが4回あって、もう心折れました(笑)。

気持ちを込めた走りでファンの応援に応えたい

――これからの目標やこういうレーサー人生を送りたいという将来観はありますか? そうですね、A1級だった頃に記念レースを1回だけ走ったことがあるので、目標としてはA1級に戻って、記念レースで1着を取りたいですね。

――出てみたいレースはありますか? 記念レースはもちろんですが、ボートレーサーになったからにはSGにも出たいです。

――自分が理想とするレース・走りはどのようなものでしょうか? 理想でいえば、今の僕にないスタート力があってまくっていけるような走りにあこがれますが、スタートはやっぱり苦手なので、道中では絶対に着順を落とさないようなレースを志しています。他の選手も気合を入れてくるような勝負駆けでしっかりと勝てるような選手になりたいですが、そういった場面ではもう技術より気持ちの問題かなと思っているので、ファンの声援を力に変えて結果を残していきたいです。
――松本選手の舟券購入ポイントを教えてください。 展示タイムが良いときはエンジンがしっかり出ているときと比例していると思います。加えてピット離れが良いときはかなり仕上がっていることがほとんどなので、両方良いときは本当に良いと思います。
――最後にファンの方へメッセージをお願いします。 15年間ファンの方に育てていただいて、その結果地元でも優勝できたと思いますし、これからも少しでもファンの期待に応えられるよう一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします。