三重's TOPIC

VOL.20 中野孝二 新進気鋭のルーキーが今スタートラインに立つ!
※取材はリモートで中野選手の自宅から行いました。

減量苦という大きな課題を乗り越え、夢をつかむ。

――ボートレーサーを目指した理由やきっかけはありますか? 小学生の頃から父親とボートレース津にレースを観に行くことが多くて、ずっとかっこいいなと思っていたので自然と目指すようになりました。家族も反対することなく応援してくれたので、その点では養成所に入る前もレーサーになった後もありがたいなと思っています。
――試験は何度目で合格されましたか? 試験自体は一度で合格したのですが、体質的にも減量がなかなかうまくいかず受験資格ラインに達するまでに時間がかかってしまいました。養成所でも減量は目下の課題でしたが、今はもう減量を意識する生活には慣れることができました。
――訓練の思い出として、「同期のみんなと過ごした時間」をあげられていますが、具体的にはどのようなことが印象に残っていますか? つらいこともたくさんありましたが、実技でみんなと協力しあったり、夜の自由時間に談話したり相談し合ったりとリラックスできる時間を過ごせたことが、自分にとって大きな助けとなりました。
――厳しい訓練のなかで一番うれしかったこと、一番苦しかったことがあれば教えてください。 やっぱり朝が早いのはつらかったですね。タイムスケジュールも1分刻みで決められていて、普通の環境ではない中で過ごさなくてはいけなかったので、生活面は苦しいことが多かったです。
ある程度覚悟して入所しましたが、事前に聞いていた内容と実体験とでは大きなギャップがありました。