三重の大エース・井口が周年V4へ照準。
新田は悲願の地元周年初V狙う!
ツッキー王座奪取へ意欲を燃やしているのはもちろん地元三重支部勢。中でも津で圧倒的な結果を残しているのが三重の大エース・井口佳典(三重)だ。当地ではこれまで54優出で30回の優勝。そのうち、G1は周年V3を含めて8回の優勝と輝かしい実績。今年も正月シリーズを完全優勝とその強さは不変だ。新田雄史(三重)は当地過去10節で8優出V4とピカイチの安定感。坂口周(三重)も昨年SGで2回の優出を果たして自信をつけた。悲願の地元G1Vへ機は熟している。当地で行われた2月のG1東海地区選を制して勢いに乗る松尾拓(三重)の走りも見逃せない。
昨年はグランプリ出場を逃した桐生順平(埼玉)だが、今年はV量産モード。1月には当地を走って優勝。調整面でも大きな強みとなりそう。
平本真之(愛知)、毒島誠(群馬)、寺田祥(山口)もまず大崩れはない。水の上でのパフォーマンスもトップランクに成長してきた西山貴浩(福岡)、コーナーワークはさらに磨きがかかっている丸野一樹(滋賀)もシリーズを大いに盛り上げる。そして、侮れないのは久田敏之(群馬)。近況はグレードレースでの好走も光るが、当地過去5場所は4優出V3。一般戦中心とはいえ、軽視できない相性の良さを誇っている。
G1優勝モーター17号機に注目!
インが圧倒的に有利。昨年1年間の1コースの1着率は60.3%と全国平均の55.9%を大きく上回った。それ以上に注目したいのが28.2%という2コースの2着率。これは全国平均3位という高い数値。枠なりが前提となるが、1-2の出現率も高くなる。春先は風も落ち着く傾向で、本命党には歓迎材料のデータだ。現モーターは昨年9月から使用開始で、やはり勝率の高いモーターが優位。中でも松尾拓が操り、東海地区選を制した17号機は、その実績を素直に信頼したい注目機だ。