津の競走水面はイン逃げ成功率が24場中4番目に高く、比較的インの強い場(58.4% 2020年5月~10月)とされていますが、果たしてレースが行われる4月の競走水面はどのような特徴があるのか? 2月にボートレース津にて行われた東海地区選手権でG1初制覇を果たした松尾拓選手のお話を交え、競走水面を解説いたします。
  • 水面の状態が良ければ津は基本インコースが強いので、イン戦は必ず取りこぼさないようにするというのは心がけています。もともとインが強いことや、競走水面の広さも大きく関係しているので、大外からのまくりなどは時期を問わず、かなり難易度は高いです。

  • 4月の風はそれほど強くない印象です。津は水面もホーム・バック共に広いので、水面のコンディションも良い状態が多く、冬場よりは4月~5月ごろの季節のほうが走りやすいです。そのため4月のツッキー王座決定戦においても、安定板を装着する日はほとんど無いと思いますが、近年は津に限らずどこの場でも風が強い傾向も見受けられたりも…。

  • 安定板を使用する状況は必然的に荒れ水面なのでプロペラの調整が難しいですが、やはり安定板があるほうが格段に走りやすいです。冬場の津は風が強い傾向にあるので、デビューしたての頃はあえて風が出ている日に安定板を装着して、走行練習する事も多かったです。

津はとにかく水面が広いので、他の選手達もスピードを持って旋回する傾向にあり、走る位置についても広く取りすぎると、道中抜かれる可能性もあるので気を付けています。

2コーナー旋回時が追い風の時はターンマークを上手く旋回する事を気にします。特に内側の位置取りを意識します。

風が止んでくると、向かい風から追い風に突然変わる事もあるので、油断するとスタートが早くなりフライングの恐れもあります。特に7~8R(午後1時~2時頃)ぐらいによく変わります。

普段の水面が乗りやすい事もあり、僕の場合思い切って外に旋回する癖がついてしまっているため、風への対策が出来ている三重支部の選手がよく出る地元戦では、2コーナーで捌かれる事も…(苦笑)。

初めてG1を優勝出来たことは自分の中で自信にも繋がりましたし、特に地元で優勝できた事が嬉しかったです。 G1は出場してもなかなか結果を出せずに居たのですが、東海地区選手権での優勝を機に、4月のツッキー王座決定戦もしっかり優勝戦まで残る事が出来ればと思います。応援よろしくお願い致します!