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三重支部に所属する選手のホットなトピックを集め、インタビューありニュースありと、
いろいろな角度で支部選手の魅力を紹介します!!
様々な変化があった2017年 2018年は飛躍の年へ!
2019年11月追記:山下友貴選手は静岡支部に移籍となりました。


2017年はいろいろ変化があった1年でした

―2017年は自身にとってどんな年でしたか? (山下)ずっと出たかったG2レディースチャレンジカップに出場できて、実のある一年でした。同期の守屋美穂選手とも「一緒に出られるように頑張ろう」と互いにずっと言い合ってきたので、昨年やっと二人で出場できて喜びました。また、SGの舞台も間近で見ることができ、良い刺激になった1節間でしたね。 他にも去秋に同支部の松尾拓選手と結婚しましたし、仕事でもプライベートでも変化があった1年でした。
(高田)G1レースやビッグレースを間近で見たことがなかったので、クイーンズクライマックスのシリーズ戦ですが初出場した時は気合が入りました。決定戦で走った12名の選手の戦いぶりを見ることができたのも大変勉強になりました。 ―2018年はどんな年にしたいですか? (山下)現在F2持ちで厳しい状態ですが、調子が悪い時でも、今の力を出し切ってレースをしていきたいと思います。そして、またA1級に戻れるように頑張ります。
(高田)今年1月のレース(下関 一般戦)で、初めて準優勝でき良いスタートを切れました。 デビューしてからずっと「向上心を持って、あきらめないで、一走一走頑張る」という目標を掲げて走り続けてきましたので、今年も変えずに頑張りたいと思います。
―目標にしていることはありますか? (山下)昔から目標にしているのが、師匠の坪井(康晴)さんと一緒にグレードレースを走ることです。そこに旦那さんがいたらもっと良いですね。その2人と大きなレースを一緒に走りたいです。
(高田)師匠の本部めぐみさんがG1レディースチャンピオンを2回優勝されているので、自分も同じタイトルを獲りたいです。そして、めぐみさんと一緒に大きなレースに出場したいです。あと、特に男女混合戦を走ると感じられるんですが、スタート力、エンジン等の調整力がまだまだだと思います。エンジン出しに時間がかかるのが課題ですし、克服したいです。

やっぱりボートレースが好きだから

―自身が思うボートレースの魅力とは? (山下)自分が頑張れば頑張るほど、成果や報酬が得られるという点に魅力を感じています。
(高田)元々ボートレースが好きで選手になりました。ボートレースは迫力が一番の魅力だと思っていますので、ファンの方々にはぜひ電話投票だけではなく、実際にレース場に来て生のレースを見て欲しいです! ―自身がレースをしていく上で大きな原動力となっているものは? (山下)結果がなかなか出なくて、苦しい時もあります。でもやっぱりボートが好きなので、苦しい時も頑張ることができます。
(高田)自分もレースが好きということが大きいですね。 自分が活躍すると家族や周りの人に喜んでもらえることが嬉しいので、頑張れます。 ―ボートレース津の水面は得意な方ですか? (山下)移籍したばかりでまだ走った回数は少ないのですが、初めてボートレース津の水面を走ったときは、走りやすい水面だと感じました。ただ、プロペラを合わせられないことが多いので水面自体は好きですけど、どちらかというと不得意な方ですね。
(高田)得意、不得意かと聞かれたらよくわからないですけど、ボートレース津の水面は好きです。レースで水面を走っていると、いつも応援してくれているファンの方々の応援が近くで感じられるので、プレッシャーもありますが、「頑張らなきゃ!」と思えます。

迫力のあるレースを間近で見たのがきっかけ

―お二人のボートレーサーになったきっかけは? (山下)ボートレース浜名湖で知り合いだった三重支部・土性雅也選手のデビュー戦を見る機会がありました。私は、ずっと体操をやっていたので、「スポーツを仕事にしている」ということが羨ましく感じてそこから、レーサーを目指すようになりました。
(高田)小学校3年生の時に、親と一緒にボートレース津でレースを見に来たんです。その時見たレースで、転覆した艇があったんです。「こんなにコける乗り物は見たことがない」と思って、面白そうだから乗ってみたいというのがレーサーを目指したのがきっかけです(笑)。そこから19歳でボートレーサーになって、デビュー節でしっかり転覆して10年越しの夢を叶えました(笑)。
―その夢を叶えた時の感想は? (高田)(笑)。転覆した時は、悔しいと思いましたけどそれより夢を叶えたなという気持ちの方が大きかったです。でもその半年後、事故点に苦しまされるとは考えてもみなかったです(笑)。
(山下)その転覆を見て、同じように「自分もレーサーになりたい」と思う子がいたよ。きっと(笑)。
(高田)そう信じます。水は怖いんですけど…(笑)
―え!? 水が怖いんですか? (高田)はい。最近津で水神祭があったんですけど、水に対する恐怖心が強すぎて、水面にダイブできなかったです(笑)。
(山下)私も一緒にレースに出ていたんですけど、高田選手は落ちる前はすごくやる気満々だったんです。でも、いざ落とそうと押したら、石みたいに全然動かなかったんですよ(笑)。 ―デビューから現在までを振り返ってみて、自身大きく変わったところは? (山下)デビューした当初はとにかく落ち着きがなかったんですけど、最近自分の中では少しだけ落ち着いてきたかなと思います。
(高田)デビューした当時は新人の仕事などが多くて、ただ仕事をこなしに来ているという気持ちが大きかったんですが、今は心にゆとりを持てています。レースも勝てる時も負ける時もあるけど、それを全部含めて楽しいなと思えるようになりました。 ―自身のレーススタイルについて教えてください (山下)私は、2、3着が多いですね。1周1マークの攻防でトップに出られないことが多いので、もっと旋回を練習して1着の数を増やしたいです。
(高田)自分は外から握ってまくれるようになりたいです。 目指しているのは、同支部の井口佳典選手です。井口選手が2008年のSGオールスターで初めて優勝されたレースを自分はツッキードームで見ていました。井口選手のまくり差しが決まった瞬間、ツッキードームにいる全員がスタンディングオベーション。感動して泣いているファンもいて、それを見て自分もそういったレースをしたいと思うようになりました。

三重支部はみんな温かくて家族みたいです

―三重支部の魅力はなんですか? (山下)昨年、結婚して静岡支部から移籍してきたんですけど、温かく迎えてくれました。
(高田)三重支部は優しい方々ばかりで、みんな家族みたいです。 あと、SGや記念戦を走っている選手や他の選手も昨日までレースだったにも関わらず練習しに来ている方が多いので、ストイックな選手が三重支部には多いと思います。 ―三重支部内で仲の良い選手はいますか? (山下)まだ移籍したばかりなので、特に仲が良いという選手はいませんが、三重支部の女子レーサーの皆さんはよく声をかけてくれて話をしたりします。
(高田)三重支部の若手で編成されている「津ッ輝ー隊」のみんなですね。 あと最近、加藤綾さんと同じレースを走る機会が多いので、二人で手作りのカードゲームをしたり、塗り絵などをして宿舎で一緒に過ごしています。 ―お互いの第一印象を教えてください (山下)高田選手はハキハキと話す子だと思いました。
(高田)山下選手は、初めて会った時すごい落ち着いている方だと感じました。でも、本人から「落ち着いていない」「緊張しやすい」と聞いて、全然そういう風に見えなかったですね。
(山下)演技が上手かったんですよ(笑)。静岡支部の先輩方に聞くと「違う」と言うと思います。

休日は家でのんびりと過ごしています

―休日は普段何をして過ごしていますか? (山下)家で撮りだめしていたテレビドラマをずっと観ています。あとは、これからF休みが長いのでカフェめぐりをしようと考えています。本当は、旦那さんとも一緒に行きたいですけど、一人で行くとなったら、目的の場所にたどり着けるかは不安です(笑)。
(高田)その時は、誘ってください(笑)。私も休みの日は基本、家でのんびりしています。 ―高田選手は、SNSでよく料理の写真を投稿されていますよね? (高田)はい。料理をするのが好きです。インスタ映えしない料理を作って投稿しています(苦笑)。 ―自身のストレス発散方法を教えてください (山下)美味しい物を食べる! 旅行に行く!
(高田)寝ることです! ―最後にファンの皆さんへ一言 (山下)調子悪い時は「なにやってんだよ」と思われることもあると思いますが、長い目で見て応援していただけると嬉しいです!
(高田)自分の良いところは粘り強いところです。人より少し成長が遅いところもありますが、腐らず一歩一歩前に進んでいくので、成長を見ていて欲しいです。