前回70周年覇者・関浩哉の姿はないが、近年の周年覇者が多数参戦する。
 地の利ある地元三重勢は6名が出場。中心は周年3Vの井口佳典(三重)だ。三重支部で唯一、SGグランプリ覇者に輝いた至宝。走り慣れた地元で結果を出してグランプリ奪還への足掛かりとしたい。SG覇者3名を相手に5コースまくりで57周年を制した安達裕樹(三重)、快攻が光る東本勝利(三重)、成長著しい若手の松井洪弥(三重)豊田健士郎(三重)に、まくり一発で強豪撃破を狙う高田ひかる(三重)にも注目が集まる。
 当地周年6Vの松井繁(大阪)は1月びわこPGⅠBBCトーナメントを制して最高のスタートを切った。3年ぶりのグランプリ出場へ、相性抜群の津水面で7度目の周年Vを目指す。
 太田和美(大阪)原田幸哉(長崎)瓜生正義(福岡)篠崎元志(福岡)ら津周年歴代覇者たちも上位進出を狙う。久田敏之(群馬)山田哲也(東京)は当地での好走が多く侮れない存在だ。
 2日目ドリーム戦の1号艇に選ばれた峰竜太(佐賀)だが、意外なことにまだ津で優勝したことがない。スケールの違う走りを見せつけてGⅠでの初制覇となるか。

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