みえトピ！

デビュー戦（ＢＲ津5/9　日刊スポーツちどり杯争奪戦　本命？大穴？男女大決戦）を自己評価

　デビュー戦ではまず、フライングしないこと、無事故で完走することが目標でした。結果そこはクリアできましたね。
　デビュー節の自己評価は大分低くなっちゃうんですけど…、100点満点中30点です。スタートが良くなかったですね。レースに参加することができなかったところがダメなポイントでした。
　5着になったレース（4日目第2レース）では周りの様子を見られたし、ちょっとレースに参加できたのではないかとと良かったかなと思いました。でももっと上の着順獲りたかったというのは正直思います。
　同じ節に出場していた三重支部の先輩方は、私のレースを見てくれて、アドバイスをいただきました。波があるとスピードを落としちゃったりする部分とか、スタートのこととか相談できました。
　ピットでの作業は龍田（136期で同じデビュー戦の龍田真白選手）と協力しながら何とかできたという感じです。


【デビュー戦着順成績】66665666

ボートレーサーを目指した経緯

　父と祖父からの薦めがきっかけですね。幼い頃から言われていたんですが、ボートレースのイメージが怖いというかギャンブルという印象しかなくて、大学生になるまで全く興味はなかったんです。
　大学生になって消防士を目指していたんですけど、就職活動とか色々あって悩んでいたときにボートレーサー募集のＣＭを見て、やってみようかなと。募集要項を取り寄せようと思ったら、申込書も一緒に届いて、じゃあ1回受けてみようかなと受験し、とんとん拍子で合格までいきました（笑）。受験者は多いですし、一般教養は苦手で、体力もないので試験のたびにこれは不合格だと思っていたんですけどね。
　父には受験することを内緒にしようとしてたのに、申込の封筒を見られてしまいバレました（笑）。父はそれから受験会場の名古屋まで送迎してくれたり、応援してくれました。さらに祖父にもたまたま受験することが知られてしまいましたね（笑）。合格したときは泣いて喜んでくれていました。合格イコール選手になれると思ったらしくて。実際は入学しても半分くらいしか卒業できないと知ったらガッカリしてました（笑）。

養成所での生活

　養成所は精神的につらいことがたくさんありました。実技訓練で何度もこけていまして転覆ではなく落水で。何回も連続で落水してたんですが、何で落水したのかっていう原因がつかめなくて。原因が分からないと対処ができないので悩みましたね。教官からのアドバイスをやってみてもダメで。夏に1度帰省するんですけど、その帰省後から落水が多くなってしまって自分でもよく分からなくてつらかったですね。ボートが嫌いになりそうでした。
　そんな中、先輩と話したり、同期と休日に遊んだりする時間は楽しかったですね。あとはよく家族とか友だちと電話で話していました。つらい時に励ましてもらったり、話を聞いてくれて助けられましたね。結構癒してもらって1週間頑張ることができました。

今の課題、これからの目標
　
　練習できるときは毎日きています。2艇旋回、3艇旋回、模擬レースなどをしているんですが、その時にあった課題を見つけてクリアできるように1つずつやっている感じです。できないことが多いので、少しずつやっていかないととは思っているんですが、難しいですね。その中でも最大の課題はスピードターンをすることです。6艇での旋回ではまだ挑戦しきれていないので、そこで全速で回れるようになっていきたいです。
　あとはスタートですね。自分の感覚でしっかりと早いタイミングでスタートを切れるようにならないといけませんね。
　目指すところは水面状況とか風向きとか把握して、展開をついて勝っていけるレーススタイルを身に着けたいなと思っています。お手本は松井洪弥選手ですね。松井さんのレースと見ていて、冷静に判断して行けるところで行っているなと感じたので。
　まずがＡ級に上がれることを目標に少しずつ頑張っていきたいと思います。
　少しでも多く舟券に絡めるように、たくさんスピードターンの練習をして勝っていけるようにかんばりますので、応援していただけたら嬉しいです。

長野未来はどんな人？
　
　長所はひとつやると決めたら、とことんやる！　短所は負けず嫌いです。自分に厳しくいきたいと思っています。
　趣味は学生の頃からやっていたバトミントンをしたり、バイクも好きでたまに乗ります。父とゴルフの練習に行ったりもして息抜きをしたりします。自宅でまったりと休日を過ごすことにありますね。
　（初賞金何に使いました？）
　母と祖父には焼肉をごちそうしました。父とは予定は合わず別でラーメンを一緒に食べに行って私が支払いましたね。