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デビュー戦（ＢＲ津5/9 日刊スポーツちどり杯争奪戦 本命？大穴？男女大決戦）を振り返って
まずは無事故完走できたので良ったかなと思います。スタートも別に早いタイミングではないですが、すごく遅れることはなかったです。
悪かったところは全然うまく乗れなかったことですね。全然良い場所を走ることができなくて着順キープができなかったです。1周1マークを回ったときは中間着にいたのに次のターンマークを外して抜かれたり。安達さん（4227安達裕樹選手）がレースを見てくださって直線を走っているときも「こっちのラインのほうが良かったな」とかアドバイスしてもらいました。ピットでの仕事は塩崎さん（4589塩崎桐加選手）や山川さん（5078山川波乙選手）に教わりながら、なんとか長野選手と二人でやった感じです。
デビュー節の自己評価は100点満点中30点ですね。レースでは他の選手たちとの差を感じました。スピード感とか何もかもが全然違うなと。「わーすごいプロだ」と思っていました（笑）。勉強になることがたくさんありすぎてすごく刺激を受けました。
【デビュー戦着順成績】66666666
ボートレーサーを目指した経緯
ボートレースが大好きな父の影響で小さな頃からボートレーサーになるものだと思って育ちました。そこは中学、高校と進んでもブレていないですね。祖父もボートが好きで選手になりたかったそうです。飼っている犬の名前も「チルト」と「サンド」っていうんです（笑）。そんなボート大好き家族ですね。
毎日トレーニングなど自分にできることは何でもして、試験に向けてめちゃめちゃ頑張りましたよ。一発で合格した時は皆びっくりしてたけど喜んでくれました。
私は中学卒業してすぐに受験したかったんですが、母から高校には行って欲しいと言われて高校卒業してから受験しました。高校はバスケの推薦で入学したのですが、そのバスケもボートレーサーになるために運動をやらないとと思ってやっていただけなので、スポーツは何でも良かったんです。入った高校ではデザインの勉強もしていてドレスを作ったりしました。洋裁得意ですよ。高校は行って良かったと思っています。
養成所での生活
養成所はめっちゃ楽しかったです！ ちょっと変わっていると思いますが、辛いことも楽しかったんですよね。とても充実していたというか。
占部教官にとてもお世話になったんですが、教え方が分かりやすくて、何でもかんでも質問してました。聞きに行ったことは全部教えてくれるし、プロペラのこととかも毎日質問しに行っていましたね。占部教官大好きです。教官がいたから全部が楽しかったといって良いくらい。質問にくる訓練生はあまりいないらしくて、私みたいなのは珍しいらしいです。でもその姿勢をかってくれたみたいです。
（リーグ戦勝率は女子トップでしたね）勝率には納得いってないですね。もっといけたんじゃないかと思っています。第2戦ですごく良いモーターを引いて勝率8.82で優出したんですけど、そのあとにフライングをしてしまって。そこから事故点を意識し出したら全然ダメになってしまって右肩下がりでした。第6戦で3回目の優出をしたんですが、そこでも転覆してしまいました。事故点を気にして思い切ってスタートとか行けなくなってしまいました。なので、もっと行けたかなと悔いが残っています。
今の課題、これからの目標
現状、練習できるときは毎日来ています。充実はしていますが、やっぱり養成所の時よりボートに乗る時間が少ないので、もっと練習したいなというのはありますね。周りの先輩たちと比べて全然うまくできてないんでね、頑張らないとなと思います。
今は、スピードを保ったまま旋回することに重点をおいて練習しています。とにかく全速旋回で外から勝てる選手になりたいと思っています。「一緒に走りたくない」と思ってもらえるぐらいパンチ力のある選手になりたいです。
将来はやっぱり記念を走りたいです。グランプリにも出たいです。
ボートレーサーになるのが夢でその夢が叶ったので、今度は上を目指して頑張るだけです。とにかく握って握って迫力のあるレースをするので、応援よろしくお願いします。
龍田真白はどんな人？
性格はマイペースです。協調性はあまりないですね（笑）。でも頑張ろうと決めたことはとことん頑張ることができると思います。
休日はインドア派です。ゲームとかアニメ見たりとかしています。一生ゲームやってますね（笑）。
あと、何でも一人が好きですね。外食するのも、買い物するのも映画見るのも一人で行きます。誘われたら友だちと行くこともありますけど、基本的には一人が好きですね。