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ボートレーサーになったきっかけは?
高校を卒業し就職したんですが、やっぱりちょっと面白くないなと思っていたんです。そんなときにボートレースについて調べると未経験からスタートしても自分の努力次第でトップを目指せるというところに魅力を感じまして。そういった勝負の世界にあこがれを持っていたのもあり、やってみようと思いました。もともと身体を動かすことが好きで学生時代はサッカーや空手などのスポーツも経験していました。勝負することも好きですね。
父も祖父もボートレースが好きでしたので、ボートレーサーになったら親孝行にもなるんじゃないかなって思ったのもひとつありますね。
受験は2回目で合格しました。合格は僕よりも父のほうが喜んでいたと思います。
ボートレーサー養成所での思い出は?
養成所に行く前は「やばいところに行くんだ」って結構覚悟していました。でもボートレーサーになりたかったんで頑張ろうって気持ちが強かったです。
入所してからは生活面で苦労することが多かったですね。集団生活、常に誰かが部屋にいるとか、1日のスケジュールが細かく決められてるとか、規則正しい生活が慣れなくてしんどかった。入所するまで自由な生活を送っていたもので。
でも、そんなのは最初だけで訓練の最後のほうになると養成所での生活が楽しくなっていて卒業前にはさみしさを感じるくらいでした。
体力的には色々とスポーツしてきた経験があったので、耐えられました。特別つらいと感じなかったです。ただ、冬の寒さはつらかったですね。
はじめてボートに乗ったときは操作が難しくて、全く思ったところに行かなかったです。それを自分の思い通りに運転できれば絶対に面白いので、これからもたくさん練習していきたい。
リーグ戦などの実戦になると楽しくなってきました。レースするのは楽しいですね。その中で悩んでいたことというと事故が多かったことです。事故をしないようにって意識しながら走ると思い切ったスタートや旋回とかもできなくなってしまって後悔はあります。身体は丈夫なんで怪我するとかはなかったんで、そこは良かったですね。
デビュー戦を振り返って
11月第1節の「エキサイティング・スポー津カップ」でデビューしました。想像していたよりもダメでしたね。100点満点でいっても0点だと思っています。スタートが安定してなかったのがダメな点です。早いスタートをしないとアウトからだとレースに参加すらできないので。一番の反省点ですね。
3日目から安定版が着きましたが、そこはまだ全然変化に気づけないというか、そこを気にしてる状況じゃないレベルです。
デビュー戦では支部の先輩に一緒に僕のレースを見ていただいて、走る位置だったり旋回だったりアドバイスをもらいました。とても勉強になりましたし、もっと練習して想像通りのレースができるようになりたいです。
【デビュー戦着順成績】6666転666
これからの課題は?
課題だらけなんですが、まずが安定した早いスタートを切ることですね。あと、デビュー節では転覆してしまい焦ってしまったところもあったので、旋回面でもうまくいかなかった。なので思い切って旋回できるようにしていきたいです。それには基礎的なところからコツコツしていくしかないですね。安定とスピードを両立させた旋回ができるように練習しています。先輩方のスピードについていけるようになりたいですね。
将来の夢は?
ファンの方が盛り上がるようなレースができる選手になりたいですね。見ていてワクワクするような豪快で迫力のあるレースをするのが理想です。
三重支部の看板レーサーといえば井口佳典選手ですが、井口選手のように三重といえば「西山育」って思ってもらえるような選手になりたいですね。そのためにはSGレースで活躍しないといけないですから。まずはヤングダービー出場を目指して頑張ります。
盛り上げれるレースをしたいと思っているので、ぜひ応援していただけたらいいなと思います。
頑張るので、応援よろしくお願いします。
